私は幼少期からメダカが好きだ。
一人っ子の母子家庭で育った私にとって、メダカとは今までずっと家族だった。
高校を卒業し、メダカとは離れてしまったが、妻との結婚を機に再度メダカ飼育をしてみようと思った。

飼育に関して妻と決めた制約がいくつかある。
- 屋外飼育とすること。
- 管理はしっかりすること。
- 愛を持って育てること。
子供じゃないんだから、分かってるよ(-_-;)
我が家は賃貸なので、置き場所はベランダしかない。
今回は、ベランダでメダカを飼育できるおしゃれなビオトープを紹介する。
屋外飼育を推す理由
まず整理だが、メダカは屋外飼育に適している。
理由は以下の通り
太陽光を浴びることができる。
もともと日本の水路などで年中泳いでいた魚なので、気温の変化には強い生物である。
太陽光を浴びることで、体内からビタミンDなど様々な栄養素が生成される。
この栄養素がメダカ飼育において非常に重要で、不足してしまうと、体が細くなってしまったり
まっすぐ泳げない状態になってしまう。
つまり太陽光=栄養補給剤の役割を果たしてくれている。
また、日光が差し込むことにより、水草が育ちやすく水中の栄養を吸収して水が汚れにくい。
天然の餌が手に入る。
また、虫や蚊など、天然の餌が補給できる点も魅力である。
虫以外にも植物プランクトンやミジンコなど様々な微生物が餌になる。
人工的な餌よりも栄養価が高く、食べる餌によって異なる栄養価をとることができる。
メンテナンスに手間がかからない。
屋外飼育の場合、風が吹くだけでエアレーションの役割を果たしてくれる。
基本的にエアレーションやろ過フィルターはいらいない。
ビオトープの紹介
こちらが我が家のベランダビオトープだ。

ベランダへの窓を開けてすぐに置いている。

ベランダせっまw
ちっちゃいスペースしかないが、とても癒されている。

外枠は木製であり、防腐剤入の塗料を塗った。
ケース自体は発砲スチロールである。
黒の発砲スチロールのため、メダカの色の変化が現れやすい。
水路などにいるメダカは、外敵から身を守るため、体色を保護色にする本能がある。
仮に白い容器なら淡く、黒い容器なら濃く変化する性質を持っている。
また、発砲スチロールは冬場の寒い時期でもある程度の保温性能を有しているので安心だ。

10月17日時点の写真だが、この夏に加えた浮き草が繁茂している。
取り除いて水位を満水状態にしておく。

こいつ、ほんとすぐに生えてきやがる。
大体1週間に1回は手入れする(自信満々に言っているが、少ない方だと思います)

カルキ抜きした水をいれる。

たんまり(#^^#)
3つの部屋で発砲スチロールが区切られているので、左から
チームベイビー チームシニア チームアダルト
で分けている。

トンボとか外敵が来ないように、格子状の網を置いた。

あまりうまく取れていないが、三色ラメ錦鯉というメダカだ。
職場の後輩くんから頂いたので、あまり詳しくはないw
ネットで見てみると、1匹1,000円くらいした。
今の時代メダカが1,000円とは・・・・高いわ・・・・( ;∀;)
ありがとう。後輩くん、大切にするよ。
夏場の暑い時期は、すだれを置いてあげている。

日ごろの感謝なのか、私が近づくとメダカは寄ってくる。
そして口をパクパクさせ、「餌よこせ」と主張している。

餌やりは基本しないが、稚魚などは餌が無いので
調味料ケースに餌を入れ、一振りしてあげている。

ちょうどいい量が出るのでお勧め。
これから冬に向けて、冬眠が始まるので寂しくなる。
また、春に元気な姿を見せてもらいたい。
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