我が家の皿洗い事情
我が家では一日に以下の量の洗い物が発生する。
こいつらと毎夜、私は仁義なき戦いをしている。
- ごはん茶碗2個
- ごはん用タッパー3個
- 弁当箱1個
- 水筒2本
- お箸4膳
- フライパン2個
- コップ3個
- フライ返し1個
- しゃもじ1個
- まな板1枚
2人しかいないのにこの量である。
まずは我が家のバトルフィールドをご覧いただきたい。

一般的なサイズである。左側の水切りが片付けた物を置くところになる。
次に、先ほどのリストのものを一部乗っけてみた。

なんと、半分以上乗らない。多分全体の20%くらい( ;∀;)
この圧倒的敗北感の中、毎夜私を救ってくれるアイテムがある。
こちらだ!

その名も「食洗機」
我が家では食洗機を導入しているが、今回は食洗機と手洗いのどちらが優れているのか検討してみた。
食洗機VS手洗い
調査する項目は以下の通り。
- 洗い物に要する時間
- 汚れの落ち
- ランニングコスト
家族構成は夫婦二人、洗い物をするタイミングは夜1回と想定し、計算してみた。
洗い物に要する時間
食洗機の場合、食洗機対応の入れ物を軽く洗い、食洗機に入れるだけである。
時間にして、大体5分程度
対して、手洗いの場合は、洗う→乾燥台に置く(置けないものはタオルで拭く)作業になる。
時間にして、大体20分程度
差は15分程度となる。
この15分の差は年間に直すと84時間の差になる。
共働きにとってこの時間の差はとても大きい。
食洗機に食器をセットし、夜間のうちに予約をしておけば朝起きて綺麗な食器を使用できるのだ。
実に革命的である。

我が家は1日1回しか洗わない超ズボラ家庭だけど、
2回する人は年間160時間も節約になるね!
汚れの落ち
まず、食洗機と手洗いでは使用する水の温度が異なる。
食洗機の場合は、40℃~70℃が一般的であり、高温にすることで汚れに対する落ちが格段に上がる。
手洗いの場合は、20℃30℃程度のため、油汚れには弱い。

温度だけの比較では、食洗機の方が落ちることが分かった。(当たり前か)
次に使用する洗剤も異なる。
台所洗剤は手洗い用途ということもあり、体に優しい成分を含んでいる。
食洗洗剤はアルカリ成分や漂白成分など、汚れを落とすことを一番に考えた成分が含まれている。

ランニングコスト
皿洗いに発生する光熱費は以下の3つ
- 水道代
- 電気代(ガス代)
- 洗剤代
水道代
食洗機の場合は、各メーカーによって異なるが、約10L(2.6円)。
対し、手洗いは約57リットル(14.7円)となっている。
手洗いはすすぎの水が多量に必要になるが、食器洗い機は少ない水をためて、噴水のように循環して洗浄するため水量に差が出た。
なお、食洗機は、「すすぎ時」に水を入れ替え、泡立ちが少なく早くすすげるので高い節水効果を実現している。
年間にして4,416円の差額が発生することになった。
電気代(ガス代)
食洗機は、1回約13.1円。乾燥機能まで含めている。
手洗いは、温水を使用するためのガス代として計算し、約24.7円
年間にして4,234円の差額が発生することになった。
洗剤代
食洗機は、1回約9円。
手洗いは、メーカー推奨の使用量を守った場合(1回につき500円玉程度)約4円
正直、500円玉サイズ1回って少ないんじゃない?って思うけどね(-_-;)
年間にして1,825円の差額が発生することになった。
まとめ
要約すると以下の通り。
時間 | 水道代 | 電気代(ガス代) | 洗剤代 | 合計 | |
食洗機 | 30時間 | 949円 | 4,781円 | 3,285円 | 9,015円 |
手洗い | 120時間 | 5,365円 | 9,015円 | 1,460円 | 15,840円 |
年間にして、6,825円の差額が発生した。
今回の検証は我が家のケースでの場合であるが、仮に4人家族や毎日2回洗う家庭は
倍以上の15,000円以上の差が発生することになる。
食洗機本体の費用が5万~8万と高価にはなるが、4年でペイでき、
空き時間も有効に使えるのは大きなメリットである。
次回は私が実際に使用している食洗機を紹介したい。→私が実際に購入した食洗機
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